満杯・満盃(読み)まんぱい

精選版 日本国語大辞典 「満杯・満盃」の意味・読み・例文・類語

まん‐ぱい【満杯・満盃】

〘名〙
① 酒が杯になみなみとあること。また、一般に、容器がいっぱいになること。
煤煙(1909)〈森田草平〉一七「満盃のウイスキイを一ト息に乾したが」
② 転じて、人や物が収容していっぱいになることや、予定の数に達することをいう。
※黄色い鼠(1977)〈井上ひさし〉二「ホテルは他の連中満杯らしいんだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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