精選版 日本国語大辞典 「滔滔・濤濤」の意味・読み・例文・類語
とう‐とう タウタウ【滔滔・濤濤】
〘形動タリ〙
① 水がさかんに流れるさま。多量の水を悠然とたたえているさま。淘淘。
③ おしなべて一様であるさま。また、世の風潮などが一つの方向に勢いよく移るさま。
※空華日用工夫略集‐応安七年(1374)一二月五日「今時以二妖術一惑二乱愚民一者、滔々皆是也」
※福翁百話(1897)〈福沢諭吉〉三二「滔々(タウタウ)たる無学社会を視れば」 〔論語‐微子〕
④ 広大なさま。無辺であるさま。かぎりなくひろがるさま。
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