滝沢 三重子(読み)タキザワ ミエコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「滝沢 三重子」の解説

滝沢 三重子
タキザワ ミエコ


職業
声楽家

専門
ソプラノ

肩書
東京音楽大学音楽学部教授

生年月日
昭和5年 2月11日

出生地
東京

学歴
東京音楽学校師範科〔昭和25年〕卒

経歴
城田又兵衛、藤井典明、大熊文子、さらに福沢アクリヴィ、中山悌一師事。昭和30年東京でフローラを歌ってデビュー。以来ミカエラ、イニョルド、ロジーナマルグリット、ジルダ、ムゼッタなどを歌い、36年大木正夫のカンタータ「人間をかえせ」初演に参加。38、44年にはルーマニアソビエトで蝶々夫人やジルダを歌った。55年ソフィア、56年バルナに客演したほか、国内でリサイタル。43年以来東京音楽大学で後進指導、助教授を経て、教授。

所属団体
二期会

受賞
文化放送音楽賞〔昭和30年〕 音コン声楽部門第2位〔昭和30年〕,世界平和友好祭コンクール金賞〔昭和32年〕

没年月日
平成11年 2月4日 (1999年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android