漕隠(読み)こぎかくる

精選版 日本国語大辞典 「漕隠」の意味・読み・例文・類語

こぎ‐かく・る【漕隠】

〘自ラ四〙 舟を漕いで行って物陰にかくれる。また、岸から見えなくなる。
万葉(8C後)一七・四〇一七「東風(あゆのかぜ)いたく吹くらし奈呉(なご)海人(あま)の釣する小舟(をぶね)許芸可久流(コギカクル)見ゆ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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