潮 万太郎(読み)ウシオ マンタロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「潮 万太郎」の解説

潮 万太郎
ウシオ マンタロウ


職業
俳優

本名
柴田 作治郎

生年月日
明治42年 2月4日

出身地
東京市 浅草区七軒町(東京都 台東区)

学歴
功玉社中〔大正14年〕卒,太平洋美術学校〔昭和15年〕卒

経歴
大正14年小笠原プロに入社。営業部員となるが、三善英芳監督の目にとまり助手に抜擢される。昭和2年東亜キネマ等持院撮影所を経て、3年日活京都撮影所に入社、「修羅城」で俳優としてデビュー。初めは時代劇の端役ばかりだったが、のち軽妙な演技で現代劇の脇役として注目される。17年大映に移り、名脇役として数多くの映画に出演、41年退社し、フリー。主な出演作に、倉田文人監督の喜劇「北へ帰る」の画商役、市川崑監督の「破戒」の町会議員役などがある。他に「七人の兄いもうと」「しゃぼん玉親爺」など。

没年月日
平成12年 4月8日 (2000年)

家族
長女=弓 恵子(女優),二男=柴田 侊彦(俳優)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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