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澄ます・清ます すます

大辞林 第三版の解説

すます【澄ます・清ます】

( 動五[四] )
水などを濁りのない状態にする。 「水を-・す」
雑念を払って、心を落ち着かせる。 「心を-・して字を書く」 「琵琶をしらめて夜もすがら心を-・し/平家 5
一つのことに注意を向ける。 「耳を-・す」 「諸人目を-・して見る処に/保元 上・古活字本
曇りを取り去って、さえた状態にする。 「五六撥をいとおもしろく-・して弾き給ふ/源氏 若菜下
(自動詞的に用いて)よそ行きの表情やそぶりをする。そんなことにはかかわりがないという表情やそぶりをする。 「おつに-・した顔」 「他人に迷惑をかけても-・している」
動詞の連用形の下に付いて、
一心に…する。精神を集中して…する。 「笛を吹き-・す」 「おこない-・す」
すっかり…する。完全に…する。 「刀を研ぎ-・す」 「医者になり-・す」
洗い清める。 「その日御髪-・し、端に居て乾し居給へる中に/宇津保 初秋
世の中が平安になるようにする。鎮定する。 「一天をしづめ、四海を-・す/平家 12
道理を明らかにする。是非をはっきりさせる。 「理ヲ-・ス/日葡」 〔「澄む」に対する他動詞〕
[可能] すませる

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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