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澄む・清む すむ

大辞林 第三版の解説

すむ【澄む・清む】

( 動五[四] )
空や液体に曇りや濁りがなくなって、透き通ってみえる。 ↔ にごる 「水が-・む」 「秋は空気が-・んで感じられる」 「月が-・む」
まじりけがなくなる。 ↔ にごる 「 - ・んだ色」
音がよく響きわたる。さえる。 「 - ・んだ笛の音」
清音で発音する。 ↔ にごる 「この語は-・んで読む」
雑念がなくなる。 「 - ・んだ心」
静かになる。 「人-・みてのち三人ながら車より下りぬれば/今昔 28
すましこむ。 「舟の楫取りたる男ども、…いといみじう-・みたるさまなり/更級」
道理が明らかになる。 「理ノ-・マヌコトヂャ/日葡」
沈んでいる。くすんでいる。 「中には萱草など-・みたる色を着て/源氏 手習」 〔「澄ます」に対する自動詞〕
( 動下二 )
道理を明らかにする。決着をつける。 「理ヲ-・ムル/日葡」
濁りを去りきれいにする。 「心ヲ-・メテ世ノ塵ニケガサレザル/ロドリゲス」
気持ちを納得させる。 「あい〱、と-・めぬ顔して猫をさすつて居る/歌舞伎・お染久松色読販」

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