澪引・水脈引(読み)みおびき

精選版 日本国語大辞典 「澪引・水脈引」の意味・読み・例文・類語

みお‐びき みを‥【澪引・水脈引】

〘名〙 水先案内をすること。水脈案内。みおうち。
万葉(8C後)二〇・四三六〇「奉る 御調(みつき)の船は 堀江より 美乎妣伎(ミヲビキ)しつつ 朝なぎに かぢひきのぼり」

みお‐び・く みを‥【澪引・水脈引】

〘自カ四〙 水脈に従って船を漕ぐ。水先案内をする。
※万葉(8C後)一五・三六二七「韓国に 渡り行かむと 直向ふ 敏馬をさして 潮待ちて 美乎妣伎(ミヲビキ)行けば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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