火灯額・瓦灯額(読み)かとうびたい

精選版 日本国語大辞典 「火灯額・瓦灯額」の意味・読み・例文・類語

かとう‐びたい クヮトウびたひ【火灯額・瓦灯額】

〘名〙 (「がとうびたい」とも) 女性の髪の生え際火灯形にしたもの。富士額雁金(かりがね)額。火灯口
浮世草子・浮世栄花一代男(1693)二「おもりづきん浅く、火燈(クヮトウ)びたいを取ひろげ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android