火遊(読み)ひあそび

精選版 日本国語大辞典 「火遊」の意味・読み・例文・類語

ひ‐あそび【火遊】

〘名〙
① 火をもてあそぶこと。特に子どもが火をおもちゃにしてあそぶこと。また、そのあそび。火いじり。
乙字句集(1921)〈大須賀乙字〉大正三年「火遊びの我れ一人ゐしは枯野かな」
② 危険なあそび。特に、男女の、その場限りの恋愛情事をいう。
記念碑(1955)〈堀田善衛〉「『東亜民族を他国搾取から解放する必要』の宣伝彼等にとって危険な火遊びである」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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