災害派遣医療チーム(DMAT)

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

災害派遣医療チーム(DMAT)

「DisasterMedicalAssistanceTeam」の略。普段は各地の災害拠点病院に勤め、大災害が起きると被災地に向かう。1995年の阪神大震災で救急医療態勢が機能せず、医師らの手がまわらずに死亡する「防ぎ得た死者」が約500人に上ったことを教訓に、2005年に厚生労働省発足させた。これまでに、05年4月のJR宝塚線脱線事故、07年7月の新潟県中越沖地震などで活動している。

(2011-05-26 朝日新聞 朝刊 滋賀全県 1地方)

災害派遣医療チーム(DMAT)

大規模災害や多数の傷病者の発生が見込まれる事故・自然災害の現場で、発生後すぐに活動できる機動性を持ち、専門的な訓練を受けた医療チーム。医師と看護師業務調整員の計4~5人で1チームをつくる。都道府県境を越えて活動する日本DMATは全国で計1247チーム(昨年10月)ある。都道府県主催の地域DMAT研修(1.5日)と広域搬送研修(2.5日)を修了すれば、厚生労働省の日本DMAT隊員養成研修(4日間)を修了したとみなされる。

(2014-08-31 朝日新聞 朝刊 京都市内 1地方)

災害派遣医療チーム(DMAT)

専門的な訓練を受けた医師、看護師、業務調整員の4~5人で一つのチームを構成。大規模な災害、飛行機鉄道の事故などの発生現場に都道府県を越えて駆けつけ、医療支援にあたる。東日本大震災や2014年の広島土砂災害などでも活動した。

(2016-10-30 朝日新聞 朝刊 鹿児島全県・1地方)

災害派遣医療チーム(DMAT)

医師や看護師のほか、通信・移動手段、医薬品確保を担うスタッフの計4人以上で構成。大規模災害や負傷者多数の事故の現場に駆けつけ、救助活動と並行して応急治療し、生存率を高める「がれきの下の医療」(CSM)や被災した病院の支援を行う。阪神・淡路大震災の際、通常の医療体制ならば救命できた「防ぎ得た死」が多発したことから、2005年に日本DMATが発足。17年3月末現在で、1571チーム計約1万1500人が登録している。

(2018-01-31 朝日新聞 朝刊 大特集A)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

今日のキーワード

プレッパー

非常事態に備え、食糧や自衛のための武器・弾薬などを過度に備蓄している人のこと。「備える(prepare)」から生まれた言葉で、2012年現在では米国に最も多く存在し全米で300~400万人にのぼるとみ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

災害派遣医療チーム(DMAT)の関連情報