無欲恬淡(読み)むよくてんたん

四字熟語を知る辞典 「無欲恬淡」の解説

無欲恬淡

あっさりしていて欲がなく、物事執着しないこと。

[活用] ―な・―に・―だ。

[使用例] 宗教家はもっと無欲恬淡であるべき筈だと言われていた[丹羽文雄*蛇と鳩|1952]

[使用例] 兼実にとって、その無欲恬澹上人が舎利泥棒であるという訴えが、ひどく意外だったことは事実であろう[花田清輝*小説平家|1965~67]

[解説] 「恬淡」は執着のないこと。「恬澹」とも書きます。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android