煙硝臭・焔硝臭(読み)えんしょうくさい

精選版 日本国語大辞典 「煙硝臭・焔硝臭」の意味・読み・例文・類語

えんしょう‐くさ・い エンセウ‥【煙硝臭・焔硝臭】

〘形口〙 (うその意の「鉄砲」を、有煙火薬をいう「煙硝」に置きかえて、しゃれた表現) いかにもうそらしい。えんしょくさい。
浄瑠璃・源頼家源実朝鎌倉三代記(1781)八「焔硝臭(エンシャウクサ)い鉄炮の罪障生滅申」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android