熊本県水俣市(読み)みなまた〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔熊本県〕水俣〈市〉(みなまた〈し〉)


熊本県南西部の市。
八代(やつしろ)海に面し、南部は鹿児島県に接する。JR九州新幹線・第3セクター肥薩おれんじ鉄道が通じる。1908年(明治41)、日本窒素肥料(現チッソ)のカーバイド工場が開設され、関連工場をあわせ化学工業都市に発展。50年代中ごろから工場廃水による水俣病が発生、社会問題となった。国立水俣病総合研究センターがあり、水俣病やその原因となったメチル水銀に関する調査・研究が続けられている。チッソ水俣工場のほか、電機・製材などの工場がある。甘夏・ミカン・茶の栽培が盛ん。湯ノ児(ゆのこ)温泉・湯ノ鶴温泉が湧く。徳富蘇峰(とくとみそほう)・徳冨蘆花(とくとみろか)兄弟の出身地で、生家や水俣市立蘇峰記念館がある。2008年(平成20)7月、環境モデル都市に認定。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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