熊本県葦北郡芦北町(読み)あしきた〈まち〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔熊本県〕芦北〈町〉(あしきた〈まち〉)


熊本県南西部、八代(やつしろ)海に臨む町。葦北(あしきた)郡
2005年(平成17)1月、葦北郡の田浦町、旧・芦北町と合併して現在の姿となる。古くから海上交通の要衝で、佐敷港から天草上(かみ)島の龍ヶ岳町大道(おおどう)港にフェリーが就航。JR肥薩線、第3セクターの肥薩おれんじ鉄道、国道3号が通じ、南九州自動車道のインターチェンジがある。ナツミカン・デコポンなどの柑橘(かんきつ)類の栽培を中心に、肉牛飼育とメロン・花卉(かき)栽培が盛ん。沿岸漁業やタイ・ヒラメなどの養殖漁業も行われる。田浦湾岸にはカーボン工場が操業。海岸部は黄金ケ浜・海浦といった海水浴場があり、鶴木山温泉・湯浦(ゆのうら)温泉がわく観光地。芦北海浜総合公園、スポーツ施設やキャンプ場もある御立岬(おたちみさき)公園などは行楽地としてにぎわう。伝統の打瀬網(うたせあみ)漁に用いられたうたせ船は現在では重要な観光資源となっている。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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