熟田津・飽田津・柔田津(読み)にきたつ

精選版 日本国語大辞典 「熟田津・飽田津・柔田津」の意味・読み・例文・類語

にきた‐つ【熟田津・飽田津・柔田津】

(「にきたづ」「にぎたづ」とも) 愛媛県松山市にあった道後温泉船着場。その所在地堀江町とも古三津町とも和気町ともいわれ、確定しない。みぎたつ。
万葉(8C後)一・八「熟田津(にきたつ)に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android