燥切(読み)はしゃぎきる

精選版 日本国語大辞典 「燥切」の意味・読み・例文・類語

はしゃぎ‐き・る【燥切】

〘自ラ五(四)〙
① すっかり乾く。
足迹(1910)〈徳田秋声七七「広い通には折々荷車が通って、燥(ハシャ)ぎ切った砂がぼこぼこと立った」
② すっかり浮かれ騒ぐ。
※くれの廿八日(1898)〈内田魯庵〉七「朝から庭前小間使の浜を対手にキャッキャッとはしゃぎ切ってゐた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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