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犇犇 ひしひし

大辞林 第三版の解説

ひしひし【犇犇】

( 副 )
(多く「と」を伴って)
外部からの働きかけが身や心に迫ったり感じたりするさま。 「寒さが-と身に迫る」 「老いのわびしさが-と感じられる」 「数万の兵が-と城に迫る」
少しのすき間もないほど詰まるさま。 「乗客-と詰合ひ/浮城物語 竜渓」 「五百余騎-とくつばみをならぶる/平家 9
ぴったりと締めるさま。かたく引き結ぶさま。 「茶店は皆-と真夜中の如く戸を鎖して/婦系図 鏡花
押されたりすれあったりして物がきしむ音を表す語。みしみし。ぎしぎし。 「物の足音-とふみ鳴らしつつ/源氏 夕顔
騒がしく言い合うさま。どよめき合うさま。 「 -と言ひ合ひたりける/今昔 23
強く打つさま。ぴしぴし。 「 -ト打タルル/日葡」
少しのすき間もなく寄り添うさま。ぴったり。ひしと。 「 -と浄衣の袖に取り付きて泣きたまふ/盛衰記 44
動作がたゆみなく次々と行われるさま。どんどん。てきぱき。 「 -と事定まりぬ/盛衰記 34

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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