精選版 日本国語大辞典 「猿引・猿曳」の意味・読み・例文・類語
さる‐ひき【猿引・猿曳】
〘名〙
① 猿に種々の芸を教えこみ、これを演じさせて金銭をもらいうけるもの。すでに鎌倉時代からみられる。猿まわし。《季・新年》
※三十二番職人歌合(1494頃)二番「猿ひきの枝をゆぶらんことをおそれて、花の陰をよくべきよしのこころづかひ、優にきこゆ」
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