精選版 日本国語大辞典 「猿金花虫・猿葉虫」の意味・読み・例文・類語
さる‐はむし【猿金花虫・猿葉虫】
〘名〙
① コウチュウ目ハムシ科のサルハムシ亜科に属する昆虫の総称。体長二・五~七ミリメートル。体はずんぐりし背が隆起している。成虫は草や木の葉を食べるが、幼虫は土中にすみ根を害する。日本には五〇種あまりが分布し、ブドウの害虫のアカガネサルハムシ、サツマイモにつくイモサルハムシ、スギの苗木を枯らすウスイロサルハムシなどがある。〔日本昆虫学(1898)〕
② 昆虫「だいこんはむし(大根金花虫)」の異名。
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