玄鑑・玄鑒(読み)げんかん

精選版 日本国語大辞典 「玄鑑・玄鑒」の意味・読み・例文・類語

げん‐かん【玄鑑・玄鑒】

〘名〙
① (玄妙な鏡の意) 先の事まで見通す心の働き。
家伝(760頃)上「大臣性仁孝、聰明叡哲、玄鑒深遠」 〔淮南子‐脩務訓〕
神仏の深遠ないましめ。
菅家文草(900頃)七・未旦求衣賦「仰玄鑒以来祗、望黄軒之往駕

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