精選版 日本国語大辞典 「玉勝間・玉籠」の意味・読み・例文・類語
たま‐かつま【玉勝間・玉籠】
[1] (「たま」は美称) 目の細かいかご。
[2] 枕
① かごは、蓋と身が合わさるところから、「合ふ」と同音の「逢ふ」および地名「安倍」にかかる。
② 地名「島熊山」にかかる。かかり方未詳。
※万葉(8C後)一二・三一九三「玉勝間(たまかつま)島熊山の夕暮に一人か君が山道越ゆらむ」
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