玉翁(2)(読み)ぎょくおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉翁(2)」の解説

玉翁(2) ぎょくおう

1740-1822 江戸時代中期-後期の僧。
元文5年生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)の人。浄土宗学僧。京都永観堂の住持となり,本堂などを再建詩文や書,墨竹画をよくしたが,世に知られるのをよろこばず,しばしば号をかえたという。文政5年10月10日死去。83歳。法名は澹空(たんくう)。字(あざな)は旭応。別号に岳陽,煕庵など。著作に「往生論註疏(ちゅうしょ)」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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