王 蒙(読み)おうもう

旺文社世界史事典 三訂版 「王 蒙」の解説

王 蒙
おうもう

1298〜1385
元末の文人画家
浙江 (せつこう) の出身で,趙孟頫 (ちようもうふ) (趙子昂 (ちようすごう) )の外孫にあたる。明の太祖朱元璋)のとき,謀反 (むほん) 事件無実の罪を着せられ,獄死した。呉鎮 (ごちん) ・黄公望 (こうこうぼう) ・倪瓚 (げいさん) とともに元末四大家と称された。代表作は「秋深秋暁図」。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android