現事・顕事(読み)あきつこと

精選版 日本国語大辞典 「現事・顕事」の意味・読み・例文・類語

あき‐つ‐こと【現事・顕事】

〘名〙 (「あきつ」は「現実の」の意) 現実のこと。表面に現われる事柄
延喜式(927)祝詞(出雲板訓)「荒ぶる神等を撥(はら)ひ平(む)け、国作らしし大神をも媚び鎮めて、大八島国現事顕事(アキツコト)事避(ことさ)ら令めき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android