琉球藍(読み)リュウキュウアイ

デジタル大辞泉 「琉球藍」の意味・読み・例文・類語

りゅうきゅう‐あい〔リウキウあゐ〕【×琉球藍】

キツネノマゴ科低木。高さ50~80センチ。葉は卵形で先がとがり、対生。夏、淡紅紫色の唇形の花を穂状につける。夏から秋に茎・葉を刈り取り、藍色染料をとる。台湾東南アジア原産で、日本では鹿児島沖縄栽培

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「琉球藍」の意味・読み・例文・類語

りゅうきゅう‐あい リウキウあゐ【琉球藍】

〘名〙 キツネノマゴ科の低木。タイ・インドシナ・沖縄・台湾に野生し、藍を取るため栽植された。茎は高さ六〇~九〇センチメートルになり、卵形で縁にまばらに切れ込みがあり、質の厚い葉を対生する。夏、枝の先端に長さ約五センチメートルのらっぱ形の花を数個開く。枝や葉から藍をとる。きあい

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「琉球藍」の解説

琉球藍 (リュウキュウアイ)

学名Strobilanthes cusia
植物。キツネノマゴ科の低木状多年草,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android