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生きる・活きる いきる

大辞林 第三版の解説

いきる【生きる・活きる】

( 動上一 ) [文] カ上二 い・く
人・動物などが命を保つ。生存する。 ⇔ 死ぬ 「百歳まで-・きるつもりでいる」 「羊は牧草だけを食べて-・きている」
生活する。暮らす。文学的な表現として、「…に生きる」「…を生きる」の形で、生活の場所・場面・時間を示すこともある。 「常に前途に希望を抱いて-・きる」 「当時は女が一人で-・きてゆくのは大変だった」 「彼は海に-・き、海に死んだ」
(「命を生きる」など、命を表す語を目的語として)一生を送る。やや文学的表現。 「限られた命を精いっぱい-・きる」 「一生を貧しい人たちのために-・きた」
(「…に生きる」の形で)そこに生きがいを見いだして暮らす。 「芸一筋に-・きる」
死んだ者、失われたものの名残や影響が残る。 「死んだ夫はまだ私の心の中に-・きている」 「先代社長の経営哲学は今なお-・きている」
(「活きる」とも書く)そのものがもっている本来の機能・能力が発揮される。有効に働く。 ⇔ 死ぬ 「一〇〇年前の条約がまだ-・きている」 「ちょっとした塩加減で料理の味が-・きる」
(普通「活きる」と書く)囲碁で、一連の石が二つ以上の独立した目をもつ。 ⇔ 死ぬ 「隅の黒石は-・きている」
野球で、アウトにならずにすむ。 ⇔ 死ぬ 「サードのエラーで-・きた」 〔上代・平安時代は四段活用。中世以降、次第に上二段活用になった〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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