生江 健次(読み)ナマエ ケンジ

20世紀日本人名事典 「生江 健次」の解説

生江 健次
ナマエ ケンジ

昭和期の劇作家,小説家



生年
明治40(1907)年11月24日

没年
昭和20(1945)年7月26日

出生地
兵庫県神戸市

学歴〔年〕
慶応義塾大学卒

経歴
慶大在学中の昭和2年戯曲「部落挿話」、評論「藤森成吉小論」を発表。ボルシェビキに走り、「戦旗」の編集に従事、6年「ナップ」に「過程」を発表。転向後は文芸春秋社に入ったが、18年報道班員としてフィリピンに渡り20年ルソン島で餓死。作品「過程」は戦後「全集・現代文学の発見」に再掲された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android