百科事典マイペディア 「男鹿[市]」の意味・わかりやすい解説 男鹿[市]【おが】 秋田県西部,男鹿半島全域を占める市。1954年市制。中心市街が発達する半島南岸の船川港(ふながわみなと)は天然の良港をもち,県第1の漁港でサケ,マス,カレイ,ハタハタなどの漁獲が多い。1965年秋田港地区が新産業都市の指定を受け,石油精製,木材工業などの工業開発が進められた。北部の申川(さるかわ)には油田があり,原油,天然ガスを産する。男鹿線が通じる。北東部の海岸にわく男鹿温泉(含塩化土類弱食塩泉,51℃)は男鹿観光の基地。正月行事なまはげが伝わる。2005年3月南秋田郡若美町を編入。241.09km2。3万2294人(2010)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報