町儀・町義(読み)ちょうぎ

精選版 日本国語大辞典 「町儀・町義」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ぎ チャウ‥【町儀・町義】

〘名〙 江戸時代町人町内のものに対しつとめた義理づきあい。家屋敷売買質入れ婚姻養子、隠居、移転などが行なわれた時、名主五人組家主書役などに対し、所定金銭品物を贈り、ひろめをすることなど。
御当家令条二一・京都町々年寄可相定触状・明暦二年(1656)正月「少も御公儀并町儀等之御法に背申間敷候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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