番匠谷 英一(読み)バンショウヤ エイイチ

20世紀日本人名事典 「番匠谷 英一」の解説

番匠谷 英一
バンショウヤ エイイチ

昭和期の劇作家,ドイツ文学者 立教大学名誉教授。



生年
明治28(1895)年8月14日

没年
昭和41(1966)年6月17日

出生地
大阪市

学歴〔年〕
京都帝国大学独文科〔大正9年〕卒

経歴
大谷大学、三高、龍谷大学、立教大学教授などを歴任。昭和31年立教大学日本文学科初代科長に就任するなど、独文学者として幅広く活躍。大正13年「黎明」が大阪中座で上演され戯曲作家としても活躍。劇作に「上高地抄」「蜂と毛虫」「父と子」などの作品がある。独文学者としてもマイアーフエルスター「アルト・ハイデルベルグ」をはじめ「ハイネ恋愛詩集」など多くの翻訳書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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