番茶・晩茶(読み)ばんちゃ

精選版 日本国語大辞典 「番茶・晩茶」の意味・読み・例文・類語

ばん‐ちゃ【番茶・晩茶】

〘名〙 煎茶(せんちゃ)用の葉を摘んだあと、鋏で刈りこんだ荒葉、茎、枝などでつくった茶。葉がかたいので十分熱を加えるため、葉緑素が分解して褐色となり、特有の香気をもつ。玉露や煎茶に対して品質は劣るが、廉価強火で焙じた焙茶(ほうじちゃ)や、玄米茶としても飲用する。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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