疎達・疏達(読み)そたつ

精選版 日本国語大辞典 「疎達・疏達」の意味・読み・例文・類語

そ‐たつ【疎達・疏達】

〘名〙
① すじみちがとおること。道理が通ること。疎通。〔礼記楽記
② 小さな事にこだわらないこと。〔蘇軾‐故龍図閣学士滕公墓誌銘〕
ゆとりのある気持が行きわたること。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四「嘯歌吟咏して、其性情を発暢するは、人性の自然なり、之を導き疏達せざれば、枯亡して病をなす、唱歌の学も亦授けざるべからず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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