疎闊・疏闊(読み)そかつ

精選版 日本国語大辞典 「疎闊・疏闊」の意味・読み・例文・類語

そ‐かつ ‥クヮツ【疎闊・疏闊】

〘名〙 (形動)
① 疎遠なこと。久しくあわないこと。親しくないこと。また、そのさま。
四河入海(17C前)一一「間何闊とは、両方の間が踈闊なるは、無音なるを云ぞ」 〔南史‐王藻伝〕
② ぐずぐずしてのろいこと。まわりどおいこと。また、そのさま。迂遠(うえん)。〔杜甫‐贈蜀僧閭丘師兄詩〕
③ おおまかなこと。また、そのさま。〔漢書‐賈誼伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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