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痛む・傷む いたむ

大辞林 第三版の解説

いたむ【痛む・傷む】

( 動五[四] )
肉体のある部分に痛さを感ずる。 《痛》 「傷口がずきずき-・む」 「寒くなると腰が-・む」
(「胸が痛む」「心が痛む」などの形で)精神的に苦痛を感ずる。 「当時のことを思い出すと、今でも胸が-・む」 「心が-・む」
(「懐が痛む」などの形で)出費が負担になる。 「部下との付き合いで懐が-・む」 「腹が-・む」
壊れたり、すり切れたりする。損なわれる。 《傷》 「ワイシャツの袖口が-・んできた」 「この家は屋根も床も-・んでいる」
食料品が傷ついたり、腐り始めたりする。 《傷》 「 - ・んだ魚」 「 - ・んだミカン」
苦痛あるいは迷惑だと感ずる。 「海底に沈まん事を-・まずして/平家 11」 「いたう-・む人の、しひられて少し飲みたるも/徒然 175
( 動下二 )
[表記] いたむ(痛・傷・悼)
「痛む」は“痛いと感じる”の意。「傷が痛む」「付き合いで懐が痛む」  「傷む」は“物が傷つく。食べ物が腐る”の意。「床が傷む」「傷んだ魚」「イチゴはすぐ傷む」  「悼む」は“人の死を悲しみ嘆く”の意。「親友の死を悼む」「故人を悼む」

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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