痛酷・痛刻(読み)つうこく

精選版 日本国語大辞典 「痛酷・痛刻」の意味・読み・例文・類語

つう‐こく【痛酷・痛刻】

〘名〙 (形動) ひどく苦しいこと。苦痛であること。また、そのさま。
※知恩院本上宮聖徳法王帝説(917‐1050頃か)「我大王与母王、如期従遊、痛酷无比」
あめりか物語(1908)〈永井荷風長髪狂乱の女に一種痛刻な快味を与へる為めなのです」 〔欧陽建‐臨終詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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