登別[市](読み)のぼりべつ

百科事典マイペディア 「登別[市]」の意味・わかりやすい解説

登別[市]【のぼりべつ】

北海道南部,太平洋に面する市。1970年市制。中心市街地は室蘭本線が通じる幌別,鷲別(わしべつ)地区で,化学・コンクリート工業が行われ,南西隣の室蘭市通勤者の住宅地でもある。道央自動車道が通じる。支笏洞爺国立公園に属する登別温泉硫黄泉,酸性ミョウバン・緑バン泉等,45℃)は市域北部の谷間にあり,北海道の代表的な温泉として知られ,繁華な温泉街が発達。地獄谷,大湯沼,登別原始林(天然記念物)があり,カルルス温泉にも近い。212.21km2。5万1526人(2010)。
→関連項目倶多楽湖

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