白ぱくれる(読み)しらっぱくれる

精選版 日本国語大辞典 「白ぱくれる」の意味・読み・例文・類語

しらっ‐ぱく・れる【白ぱくれる】

〘自ラ下一〙 (「しらばくれる」の変化した語。「しらっばぐれる」とも)
① 知っていて知らないふりをする。そらとぼける。
滑稽本・大山道中膝栗毛(1832)二「そんなしらっばぐれた事では承知ならない」
② 白っぽくなる。
洒落本・御膳手打翁曾我(1796か)「其朝がへりのかほがしたぢのあかひにおしろいがしらっぱくれて〈略〉酔ざめで黄色になった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android