白ぽい・素ぽい(読み)しろっぽい

精選版 日本国語大辞典 「白ぽい・素ぽい」の意味・読み・例文・類語

しろっ‐ぽ・い【白ぽい・素ぽい】

〘形口〙 (「ぽい」は接尾語)
① (白) 白みがかっている。白ばんでいる。白みを帯びたような様子である。しろぽい。
油地獄(1891)〈斎藤緑雨一二「白(シロ)っぽい乱達縞の糸織の袷(あはせ)
② しろうとくさい。しろうとじみた様子である。いかにもしろうとらしい。しろうとっぽい。
※雑俳・柳多留‐一四(1779)「白っぽく田うへに嫁の目立也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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