百姓読(読み)ひゃくしょうよみ

精選版 日本国語大辞典 「百姓読」の意味・読み・例文・類語

ひゃくしょう‐よみ ヒャクシャウ‥【百姓読】

〘名〙 漢字を偏または旁(つくり)から類推して、我流に読むこと。「垂涎(すいぜん)」を「すいえん」、「洗滌(せんでき)」を「せんじょう」、「絢爛(けんらん)」を「じゅんらん」と読む類。
随筆・海録(1820‐37)二「目と心とはかるなどいふは、世にいふ百姓読だに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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