皮頭巾・革頭巾(読み)かわずきん

精選版 日本国語大辞典 「皮頭巾・革頭巾」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ずきん かはヅキン【皮頭巾・革頭巾】

〘名〙 皮や毛皮で作った頭巾。特に、江戸時代火消人足のかぶった皮製の頭巾。火事場での危険を防ぐため以外に、火消人足と見物人とを区別する目印意味もあった。
※俳諧・誹枕(1680)下「革頭巾きなれの山や本の鹿〈照龍〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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