盥嗽・盥漱(読み)かんそう

精選版 日本国語大辞典 「盥嗽・盥漱」の意味・読み・例文・類語

かん‐そう クヮン‥【盥嗽・盥漱】

〘名〙 (たらいと、うがい水の意から) 手を洗い口をすすいで身を清めること。
※凌雲集(814)贈賓和尚〈嵯峨天皇〉「苦行独老山中室。盥嗽偏宜林下泉」
※大学垂加先生講義(1679)「盤沐浴、これも末書などに、沐浴と云はあやまれり、盥漱の盤ぢゃ」 〔荘子寓言

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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