直毘・直日(読み)なおび

精選版 日本国語大辞典 「直毘・直日」の意味・読み・例文・類語

なお‐び なほ‥【直毘・直日】

〘名〙
凶事を直して吉事とすること。→大直毘
古事記伝(1798)六「直毘(ナホビ)とは禍(まが)を直したまふ御霊の謂なり」
神事物忌(ものいみ)から平常生活に直ること。また、その時の祝宴。直会(なおらい)。なおみ。一説直毘神(なおびのかみ)をまつる日。→大直毘の歌

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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