相尋(読み)あいたずぬ

精選版 日本国語大辞典 「相尋」の意味・読み・例文・類語

あい‐たず・ぬ あひたづぬ【相尋】

〘他ナ下二〙 (「あい」は接頭語。「たずぬ」の改まった言い方) ありかや様子のわからないものを捜す。様子を探る。調べる。詮索(せんさく)する。
海道記(1223頃)逆川より鎌倉此次(ついで)に相尋れば、一条宰相中将信能、美濃国遠山と云ふ所にて、露の命、風をかくしてけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android