相触(読み)あいふれる

精選版 日本国語大辞典 「相触」の意味・読み・例文・類語

あい‐ふ・れる あひ‥【相触】

(「あい」は接頭語)
[1] 〘他ラ下一〙 あひふ・る 〘他ラ下二〙 広く告げ知らせる。言いふらす。〔名語記(1275)〕
神皇正統記(1339‐43)下「源氏武士等にあひふれて」
[2] 〘自ラ下一〙 あひふ・る 〘自ラ下二〙 互いに触れ合う。接触する。
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一二「彼の人に遇ひ、その貴き性格と相触るときは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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