真木 小太郎(読み)マキ コタロウ

20世紀日本人名事典 「真木 小太郎」の解説

真木 小太郎
マキ コタロウ

昭和期の舞台美術家 元・日本舞台テレビ美術家協会会長。



生年
明治42(1909)年6月4日

没年
昭和59(1984)年7月28日

出生地
茨城県水戸市

学歴〔年〕
東京美術学校油絵科卒

主な受賞名〔年〕
紫綬褒章,勲四等旭日小綬章,菊田一夫演劇賞特別賞(第1回・昭50年度)〔昭和51年〕

経歴
昭和10年東宝入社。日劇ステージショーの舞台美術を担当。グランド・レビューの春、夏、秋の三大踊りも手がけた。戦後はフリーとなり、帝劇東京宝塚劇場ミュージカルを中心に活躍。代表作に「屋根の上のヴァイオリン弾き」「ラ・マンチャの男」など。59年8月の日生劇場「マイ・フェア・レディ」が最後の仕事となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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