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真澄鏡・真十鏡 まそかがみ

大辞林 第三版の解説

まそかがみ【真澄鏡・真十鏡】

( 名 )
「ますみのかがみ」と同義とも、「まそ」は十分整った意ともいう。 「 -手に取り持ちて/万葉集 904
( 枕詞 )
まそかがみを、見る・懸ける・床の辺に置く・磨ぐの意で、「見る」「敏馬みぬめ(地名)」「南淵みなぶち山」「懸く」「床の辺去らず」「磨ぐ」にかかる。 「 -見飽かぬ君に/万葉集 572」 「 -敏馬の浦は/万葉集 1066」 「 -南淵山は今日もかも白露置きて/万葉集 2206」 「 -かけて偲しぬへと/万葉集 3765」 「 -床の辺去らず/万葉集 2501」 「 -磨ぎし心を許してし/万葉集 619
「まそかがみのような」の意で、「照る」「清し」にかかる。 「 -照るべき月を/万葉集 1079」 「 -清き月夜つくよに/万葉集 1507
鏡に映る影の意で、「面影おもかげ」にかかる。 「 -面影去らず/万葉集 2634
鏡の箱には「ふた」があるので、同音の地名「二上山」にかかる。 「 -二上山に木の暗くれの/万葉集 4192

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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