真田 増丸(読み)サナダ マスマル

20世紀日本人名事典 「真田 増丸」の解説

真田 増丸
サナダ マスマル

明治・大正期の仏教運動家,僧侶(浄土真宗本願寺派) 大日本仏教救世主管



生年
明治10(1877)年7月25日

没年
大正15(1926)年2月17日

出生地
福岡県築上郡(現・豊前市)

学歴〔年〕
東京帝大文科大学哲学科〔明治41年〕卒

経歴
浄土真宗本願寺派浄円寺の三男として生まれ、大分県宇佐の東陽円成の門に入る。大正4年大日本仏教救世軍を結成、主管として九州の八幡を中心に全国的な布教活動を行う。6年「救世」「済美」誌を発行。12年には「点字救世軍」を発刊し、エスペラント語による雑誌も発行した。街頭宣伝と労働者布教に特色があり、天皇中心主義の念仏信仰を熱烈に説いた。著書に「信念の叫び」(遺著)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「真田 増丸」の解説

真田 増丸 (さなだ ますまる)

生年月日:1877年7月25日
明治時代;大正時代の僧;宗教活動家
1926年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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