矢吹 寿子(読み)ヤブキ トシコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「矢吹 寿子」の解説

矢吹 寿子
ヤブキ トシコ


職業
女優

本名
城所 寿子(キドコロ トシコ)

生年月日
昭和6年 1月7日

出身地
神奈川県

経歴
文学座のベテラン女優として、主に脇役で活躍。昭和27年「娼婦マヤ」で初舞台を踏んで以来、「欲望という名の電車」「女の一生」「ウエストサイドワルツ」など、杉村春子と一緒の舞台で味のある演技を見せた。平成2年新橋演舞場公演「華岡青洲の妻」の於勝の演技で菊田一夫演劇賞を受賞。同年8月「女の一生」の高松公演の際に脳内出血で倒れた。

受賞
菊田一夫演劇賞〔平成2年〕

没年月日
平成2年 10月12日 (1990年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android