矢野 英征(読み)ヤノ ヒデユキ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「矢野 英征」の解説

矢野 英征
ヤノ ヒデユキ


職業
舞踊振付師

肩書
MA(間)主宰

出身地
東京都

経歴
暗黒舞踏」の創設者土方巽と共に日本で活躍の後、昭和51年渡仏。フランスで「祭儀的舞踊演劇」を掲げる前衛舞踏団「間(ま)」を結成アイルランドの詩人W.B.イェイツ原作の「鷹の井戸」を、国際的な出演者と、舞踊、音楽、演劇を一体化した形で上演し、58年のアビニョン演劇祭などで評判を呼んだ。60年秋には京都、名古屋、東京などで日本公演も行われた。主な作品に「サロメ―欲望寓話」「イシュタとタミュ」など。同氏の門下生にフランソワベルネなどがいるほか、現代作曲家のミシェル・シオンなどとも仕事をしていた。

没年月日
昭和63年 3月13日 (1988年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android